2024年12月26日に公開された新情報の解説記事も併せてご覧ください。
補正予算の審議が本格化し、来年度に向けた中小企業支援策が議論の中心となっています。その中でも、特に注目を集めているのが「中小企業成長加速化補助金」です。
この補助金は、業績が順調でさらに規模を拡大し、売上高100億円を目指す企業を主な対象にしていると発表されました。
本記事では、この「中小企業成長加速化補助金」の特徴を予測するとともに、補正予算全体における意義や役割について徹底解説していきます。
【本記事の内容】
経営ビューイングでは認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。
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2025年の補助金として一番目玉の補助金になるのはほぼ間違い補助金に向けて、いち早くスタートを切るためにも今のうちに準備していきましょう!
現時点(2024年12月13日時点)では、中小企業成長加速化補助金について詳細情報はでていませんが、中小企業向け政策に取り組まれている参議院議員の竹内しんじ氏が11月28日にX(旧Twitter)にてこのようなポストを行いました。
「臨時国会がスタート。 与党としては、補正予算案の成立が優先課題です。 補正予算案では、中小企業・小規模事業者向けの支援を充実。 事業再構築補助金の後継補助金も盛り込まれています。」
(出典:X(旧Twitter))
また、12月13日に経済産業省が発表した資料は以下の通りです。
(出典:経済産業省)
竹内氏が提示した資料と経済産業省の資料の違いは、黄色いマーカー部になります。
多少変更点はありますが、いずれにおいても中小企業成長加速化補助金(仮称)として新たな補助金が明記されています。
内容としては、売上高100億円超の中小企業を恒常的に創出するため、
①売上高100億円を目指す中小企業へ設備投資支援
②中小機構による多様な経営課題(M&A・海外展開・人材育成等)への支援
となっています。
【概略(私見)】
中小企業成長加速化補助金とは?
⇒ 2024年から実施されている大規模成長投資補助金のダウンサイジング版と予想
私見ではありますが、中堅・中小企業の大規模投資支援として、工場の新設等の大規模な投資(=大規模成長投資補助金)が継続されることから、規模が大きすぎた大規模成長投資補助金のダウンサイジング版とみても良いでしょう。
大規模成長投資補助金は下限額が10億円からということで、規模の大きい限られた企業しか要件を満たせませんでしたが、今回の新設の補助金により、多くの中小企業が対象となることでしょう。
2025年の補助金として一番目玉の補助金になるのはほぼ間違いないので、今後の動向に注目です。
本記事では中小企業成長加速化補助金の内容と予測についてお伝えしました。
【概略(私見)】
中小企業成長加速化補助金とは?
⇒ 2024年から実施されている大規模成長投資補助金のダウンサイジング版と予想
経営ビューイングでは認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。
来年度の補助金に向けて、周りよりもいち早くスタートを切るためにも今のうちに準備していきましょう!
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