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2026.07.24

最大1,000万円【業績不振企業が対象】東京都「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」を徹底解説|3つのコースの違いも紹介

最大2,000万円【業績不振企業が対象】東京都「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」を徹底解説|3つのコースの違いも紹介

東東京都では令和8年度より、新たな助成制度「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」がスタートしました。

本制度は、売上減少や赤字に苦しむ都内中小企業が設備投資やDX、新市場への進出、賃上げなどに取り組み、経営力を強化するための助成制度です。

助成額は最大1,000万円と東京都の助成金の中でも比較的大規模な制度であり、設備導入だけでなく、システム開発や販路開拓、専門家活用など幅広い経費が対象となります。

また、本制度には目的に応じて

  • 業務改善コース
  • 賃上げ重点コース
  • 新市場・新分野進出コース

の3つのコースが用意されており、業務改善コースと賃上げ重点コースは令和9年3月までに4回の公募が予定されております。

本記事では、それぞれの特徴や違いについて分かりやすく解説します。

◆地域限定補助金です ⇒ 東京都予算

・法人:本店(事業実施場所が都内の場合は支店でも可)が都内にある

・個人事業主:納税地が東京都内にある

経営ビューイングでは認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。

ご相談も受け付けておりますのでお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください


本制度は、東京都中小企業振興公社が実施する助成事業です。

長期化する物価高騰や国際情勢の変化などにより厳しさを増す経営環境の中で、業績不振に苦しむ中小企業の経営基盤強化を支援することを目的としています。

具体的には中小企業が持つ創意工夫を活かし、既存事業の「深化」や「発展」につながる業務改善を支援し、中小企業の経営力強化と持続的な成長を後押しすることを目的としています。

単なる設備更新ではなく、

  • 生産性向上
  • 業務改善
  • 競争力強化
  • 新たな市場への挑戦

につながる事業が対象となります。


本制度は、

売上が減少している企業や赤字決算となっている企業など、経営改善が必要な事業者を対象としている非常に珍しい制度です。

応募の要件は下記の通りです。

  • 直近決算期の営業利益が前期決算期と比較して減少している
  • 直近決算期において損失を計上している

上記の基本要件を満たしてる東京都内で事業を営む中小企業者(個人事業主を含む)であれば業種に関わらず、幅広い事業者が応募可能です。
※賃上げ重点コースと新市場・新分野進出コースでは、それぞれ別途要件が追加されます。


本制度では、目的に応じて3つのコースが設けられています。


本制度は3つのコースで構成されています。どのコースを選ぶべきかは、事業の目的や取組内容によって異なります。ま

ずは下記のフローチャートをご参考ください。本記事でも、各コースの特徴を踏まえながら、最適なコース選びをご提案しますので、ぜひ最後までご覧ください。


①主な目的

それぞれのコースの概要と違いは下表の通りです。3つのうち「業務改善コース」が、既存の事業の経営改善に取り組むもので、かつ賃上げが不要となるため、最も申請ハードルが低いと言えます。

コース主な目的おすすめの事業者
業務改善コース生産性向上・DX・品質向上設備投資による業務改善を行いたい企業
賃上げ重点コース業務改善+賃上げ賃上げを予定している企業
新市場・新分野進出コース新規事業・新市場開拓新たな売上をつくりたい企業
※賃金引上げ計画を達成できなかった場合、助成率は 2/3 以内

また、本制度では、助成金に採択された中小企業等を対象に、取組の運用改善や次なる事業展開に向けた助言等を行う専門家(アドバイザー)が派遣されます(無料)。


① 業務改善コース

既存事業の生産性向上や品質向上、DXなど、日々の業務改善を支援するコースです。

例えば

  • 生産設備更新
  • 自動化設備導入
  • システム導入
  • DX推進

などが対象になります。

このような企業におすすめです。

  • 人手不足を解消したい
  • 作業時間を短縮したい
  • 品質を向上させたい
  • 生産性を高めたい

また、本コースは賃上げや新分野への進出が不要となっており、3つのコースの中でも比較的申請ハードルが低いと言えます。

「業務改善コース」については、こちらの記事でも詳細を紹介しています。

②賃上げ重点コース

業務改善に加えて、従業員の賃上げに取り組む企業向けのコースです。

一定の賃上げ計画を策定・実施することで、通常コースより高い助成率で申請できます。

下記のような取り組みを実施したい企業様で、かつ賃上げを予定している場合は最もメリットが大きいコースです。

  • 人手不足を解消したい
  • 作業時間を短縮したい
  • 品質を向上させたい
  • 生産性を高めたい

③ 新市場・新分野進出コース

新商品や新サービスの開発、新市場への参入など、新たな売上を生み出す挑戦を支援するコースです。

例えば

  • 新規事業立ち上げ
  • 新サービス開始
  • 新商品開発
  • 新市場開拓

などが対象となりますので、既存事業から新たな取り組みを実施したい企業様にはおすすめのコースとなっています。


コースによって一部異なりますが、主な対象経費は

  • 機械設備
  • 工具器具
  • システム導入
  • 設備工事
  • 委託・外注
  • 専門家指導
  • 販売促進費
  • 知的財産権取得費

などです。

設備だけではなく、

DXや販路開拓まで幅広く活用できます。


本制度では、設備やシステムを導入すること自体が目的ではなく、その取組が既存事業の「深化」や「発展」につながり、経営課題の解決や競争力強化を実現できるかが重視されます。

書類審査・面接審査では、主に次のような観点から総合的に評価されます。

  • 発展性:既存事業の深化・発展につながる取組であるか
  • 市場性:市場環境や顧客ニーズを十分に分析した事業計画となっているか
  • 実現性:計画を実行できる体制やスケジュールが整っているか
  • 独自性・優秀性:自社ならではの創意工夫や将来性があるか
  • 自己分析力:自社の強みや課題を適切に分析・把握できているか

そのため、「設備を導入したい」という説明だけでは十分ではありません。

なぜその設備が必要なのか、現在の経営課題をどのように解決し、今後の事業発展につなげるのかを具体的な根拠とともに事業計画書で示すことが、採択への重要なポイントとなります。


  • 申請様式:事業内容や経費計画などを記入する書類
  • 誓約書:反社会的勢力排除や助成金申請に関する誓約を行う書類。
  • 履歴事項全部証明書:法人の場合、発行後3ヶ月以内のもの
  • 開業届:個人事業主の場合
  • 納税証明書:法人事業税、法人都民税、個人事業税、住民税などの納税状況を確認する書類
  • 決算書または確定申告書:営業利益の減少や損失計上の有無を確認するために使用される
  • 見積書・カタログ等:申請する経費の内容や金額を確認するために必要
  • 相見積書:一契約あたり税抜100万円以上の経費を申請する場合のみ
  • 図面:設備・機器等の購入がある場合、設置場所を確認する場合などに必要

募集期間は短く設定されていますので、事前に準備を進めておくことが重要となります。


「経営力強化に向けた創意工夫チャレンジ促進事業」は、東京都内中小企業の設備投資やDX、新規事業への挑戦などを支援する助成制度です。

事業の目的に応じて、

  • 業務改善コース
  • 賃上げ重点コース
  • 新市場・新分野進出コース

の3つから選択できるため、自社の経営課題に合わせた申請が可能です。

一方で、助成金は設備を導入すれば採択されるものではなく、「設備導入によってどのように経営課題を解決し、企業の成長につなげるか」を具体的に示すことが重要です。

経営ビューイングでは認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。

ご相談も受け付けておりますのでお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください

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