補助金申請のために事業計画書を記載する場合、取り組む事業の市場規模や今後の成長見込みを調べることが重要です。
しかし、「具体的にどこから有益な情報を得ればようかわからない」という事業者さまも多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、事業計画書を書く際や、新事業の方向性を決めるための市場規模の具体的な調べ方(情報元)8選をご紹介します。
経営ビューイングでは市場調査を含め、認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。
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目次
日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルです。
資料はエクセルなどでダウンロードできるので、表を作成する際にも便利です。
検索窓から「キーワード検索」をすると関係のあるデータが出てきますが、情報量が膨大なので、情報の選別に時間がかかる場合もあります。
この調査は、鉱工業生産の動態を明らかにし、鉱工業に関する施策の基礎資料を得ることを目的としています。
具体的には「鉄鋼・非鉄金属・金属製品」「化学工業」「機械」「窯業・建材」「繊維・生活用品」「紙・印刷・プラスチック製品・ゴム製品」「資源エネルギー」分野の品目別に、生産、受入、消費、出荷、在庫状況を把握することができます。
調査は毎月更新されるので、直近の動向を調べることができます。
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/seidou/result/ichiran/08_seidou.html
政府統計では全国のデータを調べることができますが、市場調査では自社の事業所がある都道府県内などミクロな市場について調べるときには不便に感じることがあります。
その場合、県や市町村のホームページ内で公表されている資料を調べるのがおすすめです。
市町村のホームページでは、例えば前述の全国規模の政府統計から、市町村のデータだけを抽出し、図表にした資料を作成していたり、市町村独自の調査を公開している場合があります。
すべての市町村で実施している訳ではありませんが、ぜひ調べてみてください。
業界団体の中には会員企業などからアンケートなどを実施して独自の調査を実施・公開している団体があります。
その業界に特化した情報が多く、ほかの情報元ではなかなか得られない情報を見つけられることも多いので、ぜひ活用してみてください。
総合調査会社ならではの幅広い業界の市場規模や動向などをまとめたレポートが閲覧できます。
無料で閲覧できる資料も多いですが、会員登録・有料会員になるとより詳細なレポートを調べることが可能です。
みずほ産業調査は、業界全体の「大きな構造変化」「潮流の動き」「ビジネスモデルの変化」「ビジネスの新基軸」といった視点を中心に分析しています。
業界別の市場予測や今後の見通しを調べる上で参考になる資料です。
https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/index.html
「デジタル」「経済」「社会・産業」「技術」のテーマ別レポートが公表されています。
企業向けのアンケート調査などもあるので、参考になります。
https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst
新聞はまとまったデータは少ないですが、タイムリーな情報を入手できます。
また、政府統計や民間調査のデータをもとにグラフや表にまとめている場合があるので、使いやすくてわかりやすいデータを入手できることがあります。
日本経済新聞など経済情報に強みがあるサイトのほか、最新のテクノロジーに特化した日系クロステックなどがおすすめです。
本記事では、市場調査で使える情報元8選をご紹介しました。
経営ビューイングでは市場調査を含め、認定支援機関として豊富な実績とノウハウで、事業計画策定から申請手続き、採択後のアフターサポートまで一貫した支援を行なっています。
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